違法くじ
2019年11月18日
年末ジャンボミニは還元率50%超えの違法宝くじに該当する?

そこで今回は当選金の還元率にポイントを置いて考えてみた。
まずはジャンボ宝くじの方から
今回は23ユニット発売されて総額の販売金額は1380億円になる。
そのうち賞金に回されるのは687億6777万円なので49.83%が当せん還元率という計算になり、通常の宝くじ47.5%程度と比較して賞金配分が多くなっている。
続いてジャンボミニの方は総額の販売金額が540億円
賞金に回される金額は270億9000万円となり
当せん還元率は50.17%になる。
あれ? マジおかしい!
確か法律で当せん還元率は50%以下にする必要があったはず...
しかし今回は明らかに50%超えである!
四捨五入の原則で考えれば、50.44%までは法律に定める所の50%以下に収まる計算か?
いや、確実に50.17%だから還元率がオーバーしている。

つまり、非合法的な宝くじになる!
違法ですよ、違法宝くじ〜キタ!!!!
元々、宝くじは(富くじ)はWikipediaによると『日本では、富くじ自体は刑法第187条により富くじ罪として犯罪として規定されているが、宝くじは当せん金付証票法に基づく根拠法があることから、刑法第35条(法令又は正当な業務による行為は、罰しない。)に該当するために違法性が阻却されている。 』
と、この様に書かれている。

今回の年末ジャンボミニの様に賞金の還元率が50%超えている場合は、違法になると判断されなくも無い。
もう少し拡大解釈するならば、今回の年末ジャンボミニを購入した人は刑法違反になる可能性があるのでは無いだろうか?
いや、もしかして今後は還元率50%超えの宝くじを次々と出る前の布石かも知れない。
昔、車の馬力は280PSを超えてはいけない暗黙のルールが日本にあった。
それと一緒で、今後はもっと還元率が高まるか?
今どき、ITが発達して宝くじに掛かる販売経費も下がっている事を考えれば、還元率が上がる事は不思議ではない。