真面目な話
2024年01月30日
漫画家・芦原妃名子さんがお亡くなりになった事について
「セクシー田中さん」の作者で実写ドラマの原作者でもある芦原妃名子「あしはらひなこ」さんがお亡くなりになったニュースを聞いて、私もドラマの原作者を経験した1人として少し思った事を書きたいと思います。
最初に、私の事を知らない人もいると思いますが、このブログがきっかけで「ロト6で3億2千万円当てた男」の単行本として出版され、その後テレビ朝日で反町隆史さん主演によるドラマが放送されました。
原作者とは、どんな立場なのか
それは台本1つ取っても、表紙をめくった最初に私の原作本と名前が出てきます。
次に脚本家、音楽、主題歌、チーフプロデューサー、プロデューサーと続き、スポンサー様となっています。
ドラマ化に至るまでも、さまざまな契約書を交わします。
私の場合は、出版社でもある集英社が「映像ソフト・マーチャンダイジングに関する委託契約書」を取り交わし、その中では「本原作の持つイメージ、性格、著作者人格権を尊重して行うものとする。」などの文言が書かれていたりします。
この様な原作者として保護されている部分があり、後はクランクインしてから、撮影、放送と、一人の視聴者として楽しんでドラマを見させていただきました。
そんなドラマ放送の中で1つだけ気になった部分があります。
それは毎週でてくる視聴率と、視聴者の反応によってドラマの展開が変わると言う事。
つまり原作とかけ離れて、話を盛り上げよう、視聴者がより良い反応をするために、この部分を変えていこう。
と言った変更が入ります。
もちろん、ドラマはスポンサー様あっての作品であり、放送局がボランティアでやっている訳でも無く、視聴率ありきです。
視聴率が悪ければ、良くなるようにドラマの内容を途中で変わる事も受け止める必要がありました。
原作者の立場からしたら、原作本に沿ってドラマを作って欲しい。
今回お亡くなりになられた芦原さんのお気持ち、原作の漫画を忠実に守って欲しいと言う気持ち、本当に理解できるし判ります。
芦原さんは「最終2話の脚本を自ら書かざる得ない」と言われてますが、彼女はドラマも自分の作品の一部と言う、強いお気持ち、そして責任感から、その様に思われたのだと思います。
多くのドラマでは、脚本家だったり、演出家もいるでしょうが、自分の場合は、まあドラマ化になっただけで有頂天の部分ありましたけどね。
YouTubeの方にもこの件について動画UPしておきました。
直ぐに消すかもですが...
最初に、私の事を知らない人もいると思いますが、このブログがきっかけで「ロト6で3億2千万円当てた男」の単行本として出版され、その後テレビ朝日で反町隆史さん主演によるドラマが放送されました。
原作者とは、どんな立場なのか
それは台本1つ取っても、表紙をめくった最初に私の原作本と名前が出てきます。
次に脚本家、音楽、主題歌、チーフプロデューサー、プロデューサーと続き、スポンサー様となっています。
ドラマ化に至るまでも、さまざまな契約書を交わします。
私の場合は、出版社でもある集英社が「映像ソフト・マーチャンダイジングに関する委託契約書」を取り交わし、その中では「本原作の持つイメージ、性格、著作者人格権を尊重して行うものとする。」などの文言が書かれていたりします。
この様な原作者として保護されている部分があり、後はクランクインしてから、撮影、放送と、一人の視聴者として楽しんでドラマを見させていただきました。
そんなドラマ放送の中で1つだけ気になった部分があります。
それは毎週でてくる視聴率と、視聴者の反応によってドラマの展開が変わると言う事。
つまり原作とかけ離れて、話を盛り上げよう、視聴者がより良い反応をするために、この部分を変えていこう。
と言った変更が入ります。
もちろん、ドラマはスポンサー様あっての作品であり、放送局がボランティアでやっている訳でも無く、視聴率ありきです。
視聴率が悪ければ、良くなるようにドラマの内容を途中で変わる事も受け止める必要がありました。
原作者の立場からしたら、原作本に沿ってドラマを作って欲しい。
今回お亡くなりになられた芦原さんのお気持ち、原作の漫画を忠実に守って欲しいと言う気持ち、本当に理解できるし判ります。
芦原さんは「最終2話の脚本を自ら書かざる得ない」と言われてますが、彼女はドラマも自分の作品の一部と言う、強いお気持ち、そして責任感から、その様に思われたのだと思います。
多くのドラマでは、脚本家だったり、演出家もいるでしょうが、自分の場合は、まあドラマ化になっただけで有頂天の部分ありましたけどね。
YouTubeの方にもこの件について動画UPしておきました。
直ぐに消すかもですが...